簡易無線 登録局とは?

登録局は、登録者以外の方でも使用できる1~5W出力のハイパワー無線機です。そのため無線機の登録手続きが済んでいれば、レンタルで使用することもできます。

また、免許局が業務使用のみを目的としているのに対し、登録局はレジャーで使うことも可能ですので、個人で使用しても問題ありません。

簡易無線 登録局の通信距離

簡易無線 登録局(1~2.5W)の通信距離目安は以下の通りです。

見通しのよい場所:約3km
市街地:約0.5km〜1km
郊外地:約1~2km
ビル内:10フロア
※地下、吹き抜け無し

簡易無線 登録局のチャンネル数

登録局のチャンネル数は30chです。免許局と比べると少なめですが、混信しにくい場所での利用でなるべく費用を抑えたい、という場合に多く選ばれています。

簡易無線 登録局に必要な手続き

登録局を使用する場合、個人で資格を取る必要はありませんが、総務省総合通信局に「登録申請」を行う必要があります。

無線機1台のみを登録するのが「個別登録申請」、無線機2台以上をまとめて登録するのが「包括登録申請」です。 「包括登録」の場合はあわせて「開設届」の提出も必要となりますのでご注意ください。 また、無線機を追加した場合は追加した無線機について開設届を提出することになります。

簡易無線 免許局が利用されているシーン

アウトドアレジャー / スポーツイベント / ホテル業 / 大規模店舗 / 製造業 / アミューズメント業 / ゴルフ場 / 建設業 / 地域防災など

スーパーマーケット

大規模店舗・スーパーマーケット

お客様からの質問を登録局を使ってメンバーに確認したり、随時担当者を呼び出すことで、お客様を待たせることなく対応することができます。

イベント業

イベント業

マラソンやサッカーイベントでの参加者の誘導、緊急時の連絡手段として登録局が役立ちます。

レジャーでの利用

レジャーでの利用

スキー場や海、ピクニックなどのレジャーでも登録局は活躍します。仲間の居場所の確認や待ち合わせの連絡に。混雑して携帯電話の電波がつながりにくい場所も、無線機なら楽々通信です。

地域防災

災害時の地域間連絡

地域の防災活動にも登録局が使われています。災害発生時の避難者の確認や要救護者が発生した場合、物資の支援連絡の手段などに。

無線機のこと、なんでもおまかせください。